ふと見渡すと割とある格闘技ジム。
みなさんはどんなイメージを持っているだろう?
ダイエット目的だったり、プロを目指したり、入会のきっかけは人それぞれ。
初老になってからジムに通い始めて数ヶ月。
そんなおじさん自ら体験したり、周りの会員さんから聞いた、入会してからなるほど!な話を書いてみようと思う。
怖い人いっぱいでいじめられるかも?
そんな人はいません!
と書きたいけれど書けません。
いないわけではないし、いるとも言い切れない。
感じ方は人それぞれだし、そもそもマスでもガチでもスパーリングになれば、そのジム会員さんは殴りかかってくるし、組みついてくる。
それが怖いと思うなら「全員怖い」。
格闘技なのでやっぱり不良的なひとが多いイメージは少なからずある思う。
トレーナーさん曰く、そういう人の入会はかなり多いと。
そういった人達は負かされる事に耐えられなくてあまり続かないらしい。
自然といなくなっていくそうで。
また、強くなる過程で自分の弱さを知っていくので、柔らかい人間になっていくのがわかると。
生き残ったヤンキー、不良的な人たちはいい先輩へ生まれ変わるみたい。
想像しているほどの指導はない
ちょっと誤解を招きそうだけど、他の書き方が見つからなかった。しょうがない。
これは割と驚いた。
厳しいボクシングジムだと、初心者はジャブミットとフットワークしかさせてもらえないと聞いた事がある。
僕も初日からほかの会員さんと互いにミットを持ち合って練習する。
パンチの打ち方などの細かい指導はクラスの全員にザクっと教える感じ。
なので誰でも参加できるクラスは千差万別、めちゃくちゃうまい人もとにかくストレス発散なひともいる。
練習の時点から殺気出してる人もいるし、もちろんエンジョイ勢もしかり。
なのでミットの相手選びはとても重要。
体格をそろえるのはもちろん、顔覚えておいてレベルが高い人を選ぼう。
細かい話で言うとアッパーの時に胸あたりで構えらえたり、コンビネーションの時に左右のミットがすっごく離れたいたり。
ちょっとアレな相手と組んでしまうと大変。
一時間程度しかない貴重な時間を棒に振ることになる。
そして、コーチングも全体的なものなのでしっかり聞いておかないと。
パンチミットも打ち終わりから次の展開を意識してみたり、相手の攻撃を意識してガードにも注意とか。
キックミットの時に顔面ノーガードになっている人をよく見るし。
スパーリングや立ち合いの練習、スパーリングに使うためのミットトレーニングだということを意識する(自戒)。
自分で意識をしていかないと正直うまくならないし、練習がただの作業になってしまう。
指導は待つんじゃなくてちょっと積極的にもらいに行くのがいいかも。
強い人と立ち会うのが怖い。
怖い人がいるかも問題に近いけれど、練習相手が強すぎてボコされるんじゃないかと。
これはちょっと極端な例ではあるけれど。
某ジムではガチスパーで生き残れないやつはやめていくとか、トレーナーさんにボコられたとかいう話も。
いろんなジムのクラススケジュールをチェックしてみると、実力差ごとにクラス分けをされているところが多い。
ということはそれぞれのジムの裁量で出られるクラスを設定しているということ。
「だれでも」「初心者」「中級者」などなど。
ここで言う中級者は大きい団体のアマチュア大会に出られるレベルだと推定してる。
よく言うジモキックなどのローカル大会は費用を払えばだれでも出られるので初心者でもチャレンジできる。
大会内にもレギュレーションがあって比較的敷居が低いし。
それに比べて大きな団体ではプロを目指す過程の選手も出てくるため、殺気強め。危険。
なので、それに合わせて練習からレベル分けがされている。
知らずに強いクラスに出席した会員さんがトレーナーさんから声がかかることもしばしば見てる。自分で用意するものも増えるし、強度が高めなスパーリングだとちゃんとした防具が必要。
実力差、レベルっていうのもほぼ自己判断ではあるけど、検定を設けているジムもある。
嘘だと思うなら行ってみよう!やってみよう!
べつに後押しするつもりもないし、おすすめするつもりもない。
お金払って疲れて、時には痛い思いもする。
そうそう試合に出る機会もないので練習の成果を感じられる機会は少ないと思う。
僕も数カ月通っただけなので辛さも楽しさも触れている程度でしかないし、何かできるようになったという実感もない。
もっと経験を積めばわかることも増えると思うので、備忘録として書いていけたらなって思ったり。